高速道路整備促進 秋田大会

8月27日(木)

秋田市にて開催された「R7 高速道路整備促進 秋田大会」に町村議会議長会副会長として出席いたしました。

  副題 「高速道路ネットワークを利用した地域づくりフォーラムInあきた」



高速道路のネットワークは「防災・物流・人流」の重要な意義を持ちますが、東日本大震災発生時の象徴的な事が思い出されます。

震災直後、太平洋側の製油所などが津波で操業停止となり、東北地方の燃料供給網は深刻な打撃を受け、被災地では病院の非常用発電機、避難所の暖房、緊急車両の運行などに必要な燃料が著しく不足しました。

秋田県や新潟県、山形県など比較的被害の少なかった地域からは、タンクローリーによる輸送が燃料を届ける役割を果たしました。


当時は秋田県でも車の燃料に困りました。

高速道路や広域道路網は、平時だけでなく、非常時の生命線として道路整備の重要性を身をもって認識する出来事でした。

道路の整備促進は、災害に強い地域づくりの根幹と言えるでしょう。



秋田県、高速道路の期成同盟会が主催となり、国会議員、県議会議員、市長会、町村長会、市町村長、市議会議長会、町村議会議長会、関係団体が一堂に会し、秋田県内の高速道路網の整備促進に向けた決議が採択されました。

現在整備中の県内高速道路、未整備区間3か所の早期全線開通。また、4車線化や道路の機能強化、地域振興や災害対応を見据えた整備の必要性を求める内容です。


また、秋田県トラック協会の近藤会長は「人口減少などを背景とした輸送効率悪化の解消へ、高速道路得を利用した混載輸送と積載率向上が重要」と意見発表をされました。 

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