7月24(木)
湯沢雄勝広域市町村圏組合の出納検査へ。
消防の報告で、暑さに伴い圏内の熱中症発生状況が報告されました。
屋外、屋内ともに発生事案があり、気温だけではない湿度や脱水症状に十分に注意する必要があります。
職員の皆さんにおいては、熱中症に対し十分な配慮をもって業務にあたっております。
終了後、今年の雨の少なさに伴って、代監の方に田んぼの「水」の状況を尋ねると、相当に苦労している話でした。
一部では用水路に水が無く、排水路からポンプアップし「水」を入れている状況があるようです。
各土地改良区でも水利、水路などを巡回し水不足への警戒と情報収集を行っているとのことです。
また、羽後町の知人からは湯沢市の山田地区で取り組んでいる「乾田直播」が少雨に直面している話を聞きました。
畑と同様に雨の影響が大きく非常に厳しい状態のようです。
乾田直播は、水を張らないほ場に直接種子を播く低コスト技術で、今後は省力化のための重要な栽培方法になって来ると思われます。
人口減少・人手不足地域での持続可能な水田農業の新たな選択肢として注目されており、北海道を含めた全国に広がりつつあります。
今後の主食維持のため、稲作の重要技術の一つに成り得ます。
農業は天候に左右されますが、何とか克服する方策が出てこないものか。
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