今回の大雨被害の中でも影響が大きい一つが、水路が土砂で埋まってしまい通水できない状態が続いていることである。
村内で被害が大きかった水路は、滝ノ沢地区下流の灌漑、生活用水を賄う「小貫山堰」。
沢からの流入地点各所で土砂で埋まってしまい25日から水が流せない状況が続いており、一番水を必要とする稲の出穂時期と重なり心配する声が出ている。
村では応急的な対応以外、最優先で水路復旧を進めているが、完全に埋まってしっまっているような所も3箇所程あり、その他泥などが堆積している部分も多く、復旧作業をしている地元建設会社の方には大変頑張っていただいている。
31日時点で、2か所は土砂撤去されもう少しで通水できるようである。
今回東成瀬では大規模災害や人身被害がなく幸いであったが、軽微なものも含め現時点で村内40箇所を超える被害が出ており、これから更に林道などの被害報告が予想されている。
秋田、山形県内、甚大な被害が出ている地域があり、「線状降水帯」が注目されている中で改めてどの様な場所でも起こり得るものとして考えて行く必要がある。
各地の被害に心からお見舞い申し上げます。
(31日夕方、十二橋上流)
(31日夕方、十二橋下流)
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