三カ町村研修

昨日は、「県南三カ町村議会議員連絡協議会」の研修会が開催され議員一同美郷町へ。

美郷町、羽後町、東成瀬村の県南三カ町村の協議会として、それぞれの議会が持ち回り開催している視察と講演、懇親会の研修会です。

視察や講演、そして議員間の貴重な意見交換の場として議会にとって非常に有意義な機会であり、それぞれの自治体で参考になることが多くあります。


初めに六郷の「名水市場湧太郎」を視察。

観光客に加え町民の方々にも利用しやすい形で今年1月にリニューアルオープン(事業費1億3千万程)した施設で、お土産の販売、飲食店、学習塾などテナント入居に加え、やはりイベント、会議などのスペースが充実している印象でありました。

湧き水販売。


内蔵を利用したスペース。

パッチワークの会の方々が利用中。


多目的スペース。

次に、増設された堆肥センターへ。

町内では若手による畜産が拡大しており、堆肥舎を増棟、また以前からの堆肥撹拌機に加え新たにより効率の良い撹拌機を導入し、畜産振興と循環型農業を進める取り組みでした。

新たに導入した「自走式撹拌機」。外国製、約7千万。国内でも数台しかないマシン。

堆肥の山を跨ぐ形で、羽根の付いたローラーで堆肥を後ろに跳ね上げ撹拌する仕組み。

短時間で全体を撹拌でき品質も良く、従来の撹拌機に比べ半分の時間で堆肥を完成させることが出来るスーパーマシンでありました。



その後、ラベンダー園へ。

もはや県内では定番と呼べるほど浸透した感があり、6月30日で終了した今年のラベンダー祭りには約1か月で10万人のお客さんが訪れ賑わったそうです。

ラベンダー園として息の長い取り組みで園の管理もしっかりとしており、同時に隣接する「大野台広場」ではバーベキュー可能な広場、子供に人気の大型遊具、グランドゴルフ、マレットゴルフ、サッカーコートなどが取れる運動広場などが一体的に整備されておりました。

また、これまでのラベンダーの製品利用に加え、今年新たに企業と提携しラベンダーを利用した製品を作る事業を立ち上げ、観光と共にラベンダー活用が更に進んでいるようであります。

視察はここで終了し、講演へ。

今回は猿田副知事による「今後の県政運営について」と題しての講演でありました。

日頃なかなか触れる事が出来ない県政内部の話、また自身の大学時代の野球の話題なども交えご講演頂きました。


美郷町の議場も見学させていただきました。

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