今日は午前中、地域の水路である「小貫山堰」の今年一回目の水路脇管理路の草刈り作業へ。
小貫山堰は成瀬川田子内付近から取水し、お隣横手市湯ノ沢までの灌漑と生活用水を賄っております。
「小貫山堰」の組合組織も東成瀬村の滝ノ沢菅生田と横手市の湯ノ沢で構成され、組織運営や管理作業も両地区で行うものです。
これまで「堰守」と呼ばれる日々の水路管理は、灌漑使用や大雨の増水時の水量調整、倒木や落石の処理、見回りなど年間を通して組合員が年替わりで順番に行ってきました。
しかしながら、年齢や仕事の関係などで年々負担が大きくなり、「堰守」は昨年から地域の農業法人である滝ノ沢ファームへ委託する形で運営することになり、水路を維持する上でひとつ前進しました。
・取水口付近の水門
毎年、水門裏に長年溜まった土砂を共同作業で排斥していましたが、やりきれない状況となり業者委託で完全に取り除いてもらいました。写真手前の一面に広がった砂利が溜まっていたもので、相当な量です。
・成瀬川の横を走る水路
「小貫山堰」は成瀬川と並走している箇所も多く、川側の浸食被害により問題を抱えている部分などもあり、日々の管理作業と同時に水路維持の課題です。
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