10月18,19日に常任委員会の管外視察があり、岩手県北上市の口内町と田野畑村へ。
公共交通再編関連の視察です。
東成瀬村も、今後は路線バス、スクールバス、高齢者の交通対策総合的に再編の必要が出て来る時期ですが、日本全国、人口減少、高齢化で各地で多様な仕組みでの地域交通対策が実施されています。
北上市口内町は昭和29年に北上市に合併し、現在は人口1300人ほどの地域です。
高齢化率48%、2024年には限界集落化との説明がありました。
平成21年に「NPO法人くちない」を設立し地域交通維持、高齢者の作業支援、買い物店舗開設、特産品開発など様々な取り組みを行っていました。
全て地域維持のためであります。
理事長は「北上市までは近い所だと10分もかからない地域もあるが、若い人が北上市に家を建ててしまう」と話されておりました。
やはり北上市は岩手県下でも誘致企業の進出が好調でその影響があるようです。
NPO法人くちないは「何が地域のためになるか」「地域のために何が出来るか」の理念で地域維持のため、厳しい運営の中奮闘されておりました。
これまでの経緯や課題、苦労されている事、率直な話をしていただき大変有意義な視察となりました。
田野畑村の視察は新たに投稿します。
0コメント