広域出納検査、成瀬ダム合同視察

昨日は、午前中に監査役を務めている、湯沢雄勝広域市町村圏組合の出納検査を実施してきました。

湯沢雄勝広域市町村圏組合は湯沢市、羽後町、東成瀬が行政サービスの一部を共同で行うための行政機関です。 

 広域消防、ごみ処理、火葬場、湯沢雄勝クリ-ンセンター、リサイクルセンター、など全て身近なもので、共同で運営をしているものです。


午後は雄物川水系・成瀬ダム建設促進期成同盟会と成瀬ダム水道利水対策協議会のよる、ダム合同視察でした。

冒頭の成瀬ダム工事事務所長による講話の中で、雄物川筋土地改良区の方から質問がありました。

現在、下流域では春作業と稲の開花時期に水が不足する場面があり苦労しており、令和7年の試験湛水開始からその後のダムの運用開始に向け、実際にダムの水利用開始時期について聞かれていました。

やはり、平野部は面積が大きく、水の条件はかなり差があって、利用開始を待ち望んでいることが話の内容からよくわかりました。


その後、建設現場を視察してきました。

現在までの堤体打設が全体の70%ほどで、令和5年度で90%まで打設予定で、今年まさに本体工事最盛期です。

CSGという構造のダムでは国内最大級、一部自動化による工法などにより注目度は高く、一般の視察はかなりの人気ツアーとなっているようです。

24時間2交代の工事であり、特に夜の見学会が一番人気で3回実施し、抽選により150名を超える参加であったようです。

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