田畑会研修会

東成瀬村田畑会は私で3代目の会長になる農業の担い手組織です。今回は「どうする村の農業、地域」と題して講話と座談会形式の研修を企画、実施しました。

講話は雄勝地域振興局の佐藤農林部長に「5年後、10年後、地域の仕事の全体像」と農業の関わりなどを話していただきました。東成瀬のような中山間地が抱える地域維持課題の核心に触れ、皆さん非常に納得の内容でありました。


続く座談会では、令和4年度のJAグループ・JA全農あきた主催の「美味しい“あきたこまち”コンテスト」で最優秀賞を受賞された佐々木さんの話と、質問で盛り上がりました。そのお米の食味地の高さに一同からどよめきが上がりましたが、続いてあちらこちらで自分のコメの食味値を披露。その食味値も優れたものばかりで、東成瀬村のコメは「うまい」ことを一同再確認でした。

今回の研修は、それぞれの現状、課題を確認し合い共有する目的の会でありました。初めての取り組みでしたが発言も多く、今後も継続をという声も多くあり、次も検討したいものです。


村では昨年、2人の若い方がこれまで村で栽培していなかった新しい作目で新規に就農しました。また一方では担い手不足などの課題も抱えている状況が続いていて、村の農業を持続していく意味において転換期にあると感じます。

農業は地域の一部であり、持続できる形とはどの様なものか。皆さんの話を聞きながら、そんなことを感じました。

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