成瀬川から取水し灌漑、生活用水に利用されている「伊達堰」の雪庇落とし風景です。
(作業動画)
(場所は「伊達堰」下流の下田地区付近。冬場水路脇の雪庇が成長すると、上流からの流雪がせき止められて氾濫してしまい、あふれ出た水が集落に入り個人のお宅にも流れ込む事もある。氾濫予防のための作業です。
「伊達堰」の名前の由来を以前、田子内地区の方から聞いたことがあります。
数年前に我が家のお客さんを案内して地域を散策していいた時です。たまたま通りかかったお宅のお父さんに、山からの湧水で養殖している巨大なイワナを捕らせてもらったり、そのお宅で管理する、昔は4畳半もあったというお社を見せてもらったりと、お客さんに大変喜んでもらった事がありました。
その時の話しの中で、「伊達堰」の名前の由来が伊達藩(仙台藩)である事。「伊達堰」が作られた時に伊達藩の関係者が工事を進めており、そのお宅に宿泊していたそうです。代々言い伝えられており、その時代に置いて行った品が今も現存しているとの事。
このような経緯で完成した水路に「伊達堰」の名前が付いたのだと話されておりました。機会があればもう少し詳しく聞いてみたいものです。
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